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2020-01-01から1年間の記事一覧

なみはやリハビリテーション病院の対応は果たして異常なのか。

院内感染が広がったなみはやリハビリテーション病院が陽性後も職員を働かせていたことで非難の声が広がっている。 もちろん、代替職員が確保できれば一番ベストだったのだろうが、代替職員がみつからずやむを得なずそうしてしまったとのことだ。 医療機関の…

子どもを持つことがリスクになる時代

聖書の中では、「結婚するなら苦難を招く」という言葉がある。もちろん、結婚の一つの側面について述べただけで、聖書は結婚を否定しているわけでもないし、別の聖句では、「子どもは神様からの授かりもの」であるということも述べられている。 しかし、今回…

zoomで話すのは難しい

集会に1度でも行ったことのある人はわかるかもしれないが、集会の後はしばしの時間他の出席者と話す人もいれば、終わった瞬間に帰る人もいる。(集会は祈りでとじられるので、すぐに帰ることをアーメンダッシュと呼んだりもする。以上今日の無駄知識) それら…

想定内なギレアデ学校卒業式の中止または延期

一般人にはギレアデ学校と行っても何のことかわからないだろう。エホバの証人の中でもものすごく意欲的な夫婦が聖書についての学びを深めるために行くのがタイトルのギレアデ学校である。授業は5か月間あり、聖書について徹底的に学び、卒業式の後、卒業生は…

エホバの証人2世も20代半ばまでには身の振り方を考えたほうがいいよねという話

エホバの証人2世にも様々な状況の人がいるというのは、以前の記事でお話しした通りだ。①もう、学齢期のうちに集会に行かなくなる人、②真面目に集会に行ってバプテスマを受け、その後も順調にキャリアを積み重ねている人、③バプテスマは受けたがいまいち確信…

まだまだ続きそうなコロナ禍~開拓者、必要で移動した人の受難は続く~

エホバの証人の中でも、特に意欲的な人は、もっと活躍の機会を求めて、信者が多い地域から少ない地域へ引っ越す人がいる。タイトルの必要で移動した人とは、そういう人のことを指している。多くの場合、そういう人たちは、週3-4日のパートの仕事をしながら…

コロナウイルスの中の巡回訪問~巡回監督の話その②~

2つ目の巡回監督の話まとめ ①コロナウイルスで大変な状況だからこそゆるぎない思いを保つ必要がある。 今の状況がいつまで続くかはわからないが、孤立しやすい今の状況だからこそ揺るぎない思いを保つ必要がある。 ②悔い改めと転向の違い 悔いを改めるとは心…

ジャンプ史に残る奇想天外な展開をみせている鬼滅の刃

※一部鬼滅の刃のネタバレを含んでいるので未見の方はご注意を ドラゴンボール、ワンピース、ナルト、BLEACH・・ジャンプの人気漫画といえば数え上げればきりがない。そのジャンプの歴史に名を刻もうとしているのがタイトルの鬼滅の刃である。同時に読者を裏…

「10年やってだめなら辞めなアカン」はエホバの証人二世にも当てはまるのか

上の言葉を聞いてすぐにピンときた人は相当なお笑い通である。これは、M1グランプリという漫才の賞レースに10年という区切りをつけた理由を大会委員長が説明したときの言葉の概要である。ちなみに、その時には「才能がないのに辞めない子。そんな子らに見切…

牧羊訪問と聞くと気が重くなる理由を真剣に考えてみた

エホバの証人の世界には1年に2回巡回監督という人が来て、1週間その地区のエホバの証人の人と一緒に奉仕をしたり、集会で聴衆に向かって話をしたりする制度があるというのは前の記事でふれた。 その1週間の間に幸か不幸か1-2名巡回監督と個人的に話をされる…

コロナウイルスの中の巡回訪問~巡回監督の話まとめ~

コロナウイルスが真っ只中の中巡回訪問が始まった。 以下は巡回監督の話の忘備録代わりのまとめである。 ①近い将来もっと制限される状況が生じるかもしれないので、今の状況はその予行練習と思って対処していく必要がある。 ②人間の政府ではなく神の政府を支…

エホバの証人2世が進路に迷ったら読んでほしいページ

エホバの証人の家庭で育った子どもはエホバの証人2世と呼ばれている。そんなエホバの証人2世にもいろんな状況の人がいる。 ①エホバの証人として真面目に集会に行き、10代・20代でバプテスマを受け、この組織や教えに対して何の疑問も持っていない人 ②小さい…

【ドリームマッチ2020感想】化学反応を起こしたコンビと起こさなかったコンビ

ドリームマッチに何を求めるかはそれぞれだが、一視聴者としては、目の前の客を笑わせてほしいし、そこから逃げないでほしい。 その観点で言うと一番笑ったのは、サンドウィッチマン富沢さんとナイツ土屋さんのコンビで、面白くなかったのは、オードリー若林…

完全zoomな巡回訪問

巡回訪問といってもエホバの証人の信者以外の人には、何のことかわからないだろう。 半年1回その地区の信者を取りまとめる監督のような人がやってきて、話を聞いたり、一緒に奉仕をしたりする制度で、真面目な信者はテンションが上がりまくるイベントだった…

緊急事態宣言で集会は開かれるのか。

緊急事態宣言が出されて以降、いよいよ本格的に各地の店、施設が休業になっている。もちろん緊急事態宣言とはいえ、あくまで要請レベルなのでどこまで効果があるのかは未知数だが。 エホバの証人界隈では、果たして集会が開かれるのかが一つの関心事であると…

ついに明かされた北の王ーしかし終わりはまだ先ー

北の王と南の王といっても普通の人は何のことかわからない。いわゆる聖書の中のダニエル書という所に今から2300年以上前から現代に至るまでの世界強国が預言されていて、今の北の王がロシアであるということが最近あかされたのである。なぜこれが注目すべき…

地区大会中止に寄せて

エホバの証人の年中行事の一つに大会がある。大会といっても大きいホールに集まって話を聞くだけなのだが、コロナウイルスが蔓延するなかそれがどうなるのかは最近の関心事の一つでもあった。結論から述べると、すでに大会については中止の発表が行われてい…

zoomによる集会の功罪

zoomというweb会議のアプリを使って集会が開かれるようになって3週間がたとうとしている。当然だが、この方式にはいくつかのメリット・デメリットがある。 メリット ①交通費削減、時間節約 多くの場合、王国会館まで足を運ぶことがなくなるので、これまで何…

記念式はなくならないーコロナウイルスの影響に基づく予測ー

新型コロナウイルスが猛威をふるうなか、喫緊のエホバの証人の関心事の一つは今年の記念式はどうなるのかというところではないかと思う。 結論から述べると中止になる確率はかなり低いと考えている。もちろん、これまでと全く同じ形で開催されることはないか…

新型コロナウイルスがエホバの証人に与える影響~集会がなくなる日~

毎回の集会が動画もしくはオンラインで行われるようになってしばらく経過している。集まり合わなくてラッキーと思う人もいれば、みんなに会えなくて寂しいと思う人もいたり、その反応は様々だ。学校の一斉休校や株価下落など多方面に影響を与えているコロナ…

ヨベルの徳政令は現代でも有効では~ものみの塔2019年12月号の研究記事に寄せて~

ヨベルといっても一般の人には「なんだそれ?」という反応だと思うので、解説すると、昔のイスラエル人が50年ごとに行っていた1年続くお祭りで、しかもその時に奴隷の人は自分の故郷に戻れて、借金がある人は帳消しになるという貧困世帯大喜びなイベントなの…

国民年金はおさめたほうがいい~節約して開拓奉仕をしている方へ~

開拓奉仕といっても普通の人には何のことかわからないと思うが、端的に言うとエホバの証人の信者のなかでも月に70時間を布教活動をしている人のことを開拓者とよんでいる。もちろん無給であり、多くの人はパートで働きながら開拓奉仕をすることになる。ここ…

エホバの証人の新規増加数が半端ない件について後編

さて、前回は、昨年昨年1年間だけで新たに30万人が信者になり、おおよそ1日あたり821人が、1時間につき34人が信者になっていることについてお伝えした。 では、他の宗教と比較してこの数字はどうなのか。 ①創価学会、公式ホームページによると日本だけで827…

エホバの証人の新規増加数が半端ない件について

原則このブログは事実を伝えることを主眼にしていて、あまり個人の思いなどは省くようにしている。あくまでも事実を伝え、そのうえで個人個人がどう考えるかが大切だと思うからだ。 そのうえで上のタイトルを見ると、「なんだてめえの宗教の宣伝か」と思う人…

書評ー麒麟がくるのアフターストーリーー三谷幸喜著「清須会議」

大河ドラマが好発進しているが、その後の物語を楽しめるのが「清須会議」である。 信長を討った光秀だったが、その光秀も秀吉に討たれてしまう。果たして織田家はどうなってしまうのか。だれがその後のキャスティングボードを握るのか。その行く末をうらなう…

若い世代に真理を伝えるのは難しい。~ネット情報のハードル~

今の日本のJWの目下の主眼は若い世代に真理を伝えることである。 昨年の東京キャンペーンしかり、若い夫婦や大学生、就職してまもない人に真理を伝えることが励まされている。その上で一番のハードルになるにはインターネットにあふれるネガティブな情報であ…

書評ーザ・物理入門ー志村忠夫著「いやでも物理が面白くなる本」

子供のころに「なんで虹ができるんだろう、なんで電気は流れるんだろう」と漠然と浮かんだ疑問、そんな疑問に答えてくれるのがこの本である。夕日が赤く見えるのはなぜか、体重をゼロにする方法とは、人工衛星が地球を回る仕組みとは、そんな疑問に答えつつ…

終わりを意識して生きるとは。

「終わりはいつくるかわからないから明日終わりが来てもいいように準備する」二世なら耳が痛くなるぐらい聞かされたきたセリフである。しかし、これには裏の意味もある。「終わりはいつくるかわからないから思っていたより来るのが遅くなってもエホバに仕え…

書評ーたいへんよくできましたー伊坂幸太郎著「ゴールデンスランバー」

ある日突然首相殺害の犯人に仕立て上げられた一人の男。彼に冤罪を帰せるため張り巡らされた何重もの罠、そして、それに立ち向かう仲間たち。そんな逃亡劇をビートルズの名曲を織り交ぜながら展開するのがこの作品である。 個人的には、今まで何人もの人を傷…

書評ー己の職責を全うするために命を賭した男たちー辻原登著「韃靼の馬」

かつての日本には、自らに課せられた職責を全うするために、自己の利害を顧みない男たちがいた。時には、そのために自分の命を落とすことも。 そんな血のかよった人間ドラマを楽しめるのが対馬藩と朝鮮を舞台に、幕府と対馬、朝鮮との交流を描いたこの「韃靼…