一般人にはギレアデ学校と行っても何のことかわからないだろう。エホバの証人の中でもものすごく意欲的な夫婦が聖書についての学びを深めるために行くのがタイトルのギレアデ学校である。授業は5か月間あり、聖書について徹底的に学び、卒業式の後、卒業生は新たな任命地へと派遣されることになる。
今回、コロナウイルスの影響を受けて、このギレアデ学校についても当面の授業の中止、また、それに伴い、卒業式の中止または延期が発表されている。
ちなみに、エホバの証人にはほかにもいくつかの学校がある。エホバの証人の中でもその地域の監督の立場にあたる人が通う学校、主に独身の人が奉仕を拡大する目的で通う学校などがあるがいずれの学校についてもすでに中止、または延期が発表されている。
多くの場合、学校の出席者は様々な地域から集まりあうことになるので、感染リスクを考えるなら当然の決定といえる。
コロナウイルスの余波はまだまだ続きそうだ。
