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2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

書評ー悲しみは雪のようにー東野圭吾著「ある閉ざされた雪の山荘で」

この本を読んで、ある違和感にきずいた人は相当なミステリー好きである。もちろん、その違和感に全く気付かなかった私のようなにわかミステリー好きでも十分楽しめたりもする。 事件の設定は、とある山荘に舞台稽古と称してある7名の男女が集められ、そこで…

書評ー1冊で2回楽しめる小説ー雫井脩介著「犯人に告ぐ」

メインキャラよりサブキャラに感情移入してしまう魅力的な人物が出てくる小説は何冊かあり、この小説に出てくる学生時代に惚れた女に何とか振りまいてもらおうとあの手この手を試みた挙句、失敗に終わってしまう植草のようなキャラクターはそんな数少ない一…