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2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

40年後の配置転換~運送屋から歌い手に転職したコハトの例から学べること~

40年と聞いてすぐにピンとくる人は相当聖書の知識がある人だ。大昔、イスラエルという民族が荒野でさまよっていた年数だ。少し前にキャンプブームで山を買ったりしているyoutuberがいたが、40年間定住地をもたずキャンプ生活という驚愕の生活を送っていたこ…

日本のJWのグローバル化~日本的文化は脱するのか~

年功序列と聞くと悪い言葉に聞こえるが、悪く言えば、無能な社員でも年齢を重ねるだけで給料が上がるという素晴らしい制度ではある。最近でこそ公務員の中にも個人目標を立てて、賞与に反映されるような制度ができており、欧米のような実力主義を取り入れよ…

若者を囲い込みたいJW

前回も触れた通り、日本のJWの主力は50代以上で若者は少数だ。さらにいうならその若者の大多数は世間で話題の宗教2世もしくは、生まれてまもなくか少ししてから親がエホバの証人となり、親から聖書を教えられた者と考えて差し支えないだろう。 そんな少数の…

特別集会で感じた違和感を言語化してみる

エホバの証人の大元をたどっていくとチャールズ・テイズ・ラッセル氏という人物にいきつく。言わずと知れたものみの塔協会の初代会長であり、JWの近代史は彼から始まっているといっても過言ではないだろう。(彼についての詳細はふれ告げるの本を参照、オン…

特権以外で頑張るモチベーションを作る気はないのかという話

特権や名誉というのは人を突き動かす原動力になる。会社員であれば出世欲があるだろう。JWの世界では、特に男性であれば、長老や援助奉仕者という主導的な立場につきたいと思う人も少なくないだろう。もちろん、聖書そのものの教えは、神の愛が本来の動機で…

数字で読み解くJW~2022奉仕年度の報告より~

2022奉仕年度の報告がアップされているので、昨年度との比較をまとめてみた。 1,JWの増加率は減少、それに伴い、バプテスマを受けた人も2万人以上減っている。注目すべきは記念式出席者数が200万人近く減少していること。これは特に昨年の記念式出席者…

猫も杓子も開拓者

開拓者といっても一般の人からするとなんのことかわからないと思う。JW組織において月に70時間(この3月からは50時間)無給で布教活動を行う人のことをそうよんでいる。ちなみに自分なんかは70時間になじみがあるが、ほんの20年少しまえは要求時間が90時間…

JWにポリコレの波は押し寄せるのか〜統治体の成員の増加に寄せて〜

あのディズニーが黒人主役の映画を作成したりと現在の娯楽はポリコレ抜きにして語ることはできないぐらい浸透しつつある。人種の壁という概念をあまり感じない日本では、そこまで意識することはないかもしれないが、海外では、あのアカデミー賞に多様性の基…

ツイッター民には全く寄り添わないJW

昨年のJW界隈を振り返ると、間違いなくハイライトの一つになりそうなのは特別集会だろう。内容については、周知の通りなので深くは触れないが、聴衆の皆さんは今後どんどんやる気のある若者を用いていくというメッセージをこれまでになく強く受け取っただろ…