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特別集会で感じた違和感を言語化してみる

 エホバの証人の大元をたどっていくとチャールズ・テイズ・ラッセル氏という人物にいきつく。言わずと知れたものみの塔協会の初代会長であり、JWの近代史は彼から始まっているといっても過言ではないだろう。(彼についての詳細はふれ告げるの本を参照、オンラインライブラリーから閲覧可能)

 彼はアメリカ生まれでもともとJWがアメリカ中心から徐々に世界に拡大したという背景もあってか、やたらJWはアメリカナイズされていたりする。その一例といえるのかはわからないが、奉仕年度といって、1年間のJWの布教活動の成果をまとめる年度があるが、なぜかその年度始まりが9月だったりもする。アメリカでは学校の9月入学が一般的なので、それに合わせたのではと推測している。

 また、最近のビデオで再開された学校の様子が拝見できるが、日本と違ってノーマスクなことに驚いた人も少なくないだろう。日本と異なり、海外では脱マスクが進んでいる。

 相変わらず前置きが長くなってしまった。アメリカも日本も少子高齢化という課題は同じだが、それでも高齢化率は日本の方が10%以上高く、出生率も0.3以上日本の方が低い。なんせ、時の総理大臣が異次元の少子化対策を促すぐらいだ。会衆に学齢期のこどもが全くいないという会衆は少なくない。なんせ、全体のこどもの数が少なくなっており、そこから聖書を学び、かつ離れずに残っている若者となると非常に限られた数になるのは明白だ。

 先日の特別集会の話を聞きながら「そもそもの若者が少ないのに、そんな少ないパイにむけた話をしてどうするんだ。アメリカとは違うんだぞ」と思ってしまった。(アメリカの会衆の実情はわかないので、想像による)

 次回、そのあたりの真意を考えたいと思う。」