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日本のJWのグローバル化~日本的文化は脱するのか~

 年功序列と聞くと悪い言葉に聞こえるが、悪く言えば、無能な社員でも年齢を重ねるだけで給料が上がるという素晴らしい制度ではある。最近でこそ公務員の中にも個人目標を立てて、賞与に反映されるような制度ができており、欧米のような実力主義を取り入れようとしているが、形だけになっているところは否めない。実際、私が働いているところも公立病院なので、地方公務員で目標などはたてているが、それでもよっぽど問題のある職員でない限り年功序列で昇給していっているように思える。

 閑話休題。相変わらず前置きが長いので、本題に入る。では、JWの世界がどうかというのが今回の問題だ。まさしく昨日の特別集会は年功序列ではなく、実力主義で若者をどんどん登用しようという内容だったわかだが、果たしてそれができるのかどうか。個人的には、大きな変化はみられないと思っている。なぜなら、問題になっているのはJWどうこうではなく日本人特有の問題だと感じるからだ。それぞれの国にはそれぞれの文化があり、無理やり外国の文化を取り入れて上手くいくとは限らない。もちろん、個人的には若者がどんどん活躍してという方向性には大いに賛成だし、そうなってほしいという願いはあるが、それこそ各会衆に1名は非日本人の長老(いわゆるその地域のJWのリーダー的な人)を配置するといった思い切った改革をしない限り、大きな変化は訪れないのではとみている。

 出る杭は打たれるから出る杭は打たないへ、日本のJWに変化が求められている。