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zoomで話すのは難しい

 集会に1度でも行ったことのある人はわかるかもしれないが、集会の後はしばしの時間他の出席者と話す人もいれば、終わった瞬間に帰る人もいる。(集会は祈りでとじられるので、すぐに帰ることをアーメンダッシュと呼んだりもする。以上今日の無駄知識)

 それらがzoomになったことでどうなっているかというと、やはりすぐに退出する人もいれば、少しの時間皆で話す人もいる。ここからが問題なのだが、多くの集会は大人数で行われるので(地域にもよるが50-60名が多い、場所によっては100名の規模になることも)、zoomで話す場合50-60名に話を聞かれることになる。必然的に集会後の会話は皆に聞かれてもいい会話になり、特定の個人に対するプライベートな話はできなくなる。例えが適切かわからないがテレビに出演して話しているような感じに近いのだろうか。まあ、もちろんテレビほど全国規模ではないが。

 そんなわけで会話の内容も当たり障りのない会話になる。必然的に皆に聞かれていることが分かっているので、自分の言葉遣いには普段以上に気を遣うため、「あんなこと言わなければよかった」と後悔することが少なるなるというメリットはある。多少の息苦しさを感じることは確かだが。

 zoomの集会が始まって1ヶ月以上が経過している。今後このスタイルが定着するのか、一時的なものなのかはまだ分からない。このスタイルが定着すれば、今感じていることもごく当たり前のことになっていくのだろう。

 というわけでzoomに不慣れな皆さん、会話には少しばかり気をつけよう。