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エホバの証人2世も20代半ばまでには身の振り方を考えたほうがいいよねという話

 エホバの証人2世にも様々な状況の人がいるというのは、以前の記事でお話しした通りだ。①もう、学齢期のうちに集会に行かなくなる人、②真面目に集会に行ってバプテスマを受け、その後も順調にキャリアを積み重ねている人、③バプテスマは受けたがいまいち確信が持てない人。

 今回の記事は③の人向けに書いている。

 よく「就職や転職で一番大事な要素は本人のやる気」という言葉を聞くが、やる気以外にも年齢は非常に重要な要素で、就職しやすい年齢、転職しやすい年齢は間違いなく存在するし、新しいことにチャレンジするにしても当然若いほうが自分自身楽だったりもする。

 そういう点を考えると、20代半ばは、自分の生き方を振り返り、微調整あるいは大きな調整をする点で良い時期といえるのかもしれない。

 もちろん、いくつになっても新しいことにチャレンジすることは不可能ではない。実際、30代、40代で転職する人、手に職をつけるために進学する人もいる。しかし、できるかどうかと、自分にとってしんどいかしんどくないかはまた別の話である。当然、体力も十分にある若いときの方が楽なのは間違いないのである。

 それで、③の状況の人で今まで何にも考えずに親のいいなりできましたなんて人がいれば、少し考えてほしいなと思う。気づいたときには、時間と年齢は取り戻せないのだから。