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国民年金はおさめたほうがいい~節約して開拓奉仕をしている方へ~

 開拓奉仕といっても普通の人には何のことかわからないと思うが、端的に言うとエホバの証人の信者のなかでも月に70時間を布教活動をしている人のことを開拓者とよんでいる。もちろん無給であり、多くの人はパートで働きながら開拓奉仕をすることになる。ここからが本題でパートのため表題のような国民年金をどうするかという問題が出てくる人もいる。要するに節約のために年金を免除している人もいるわけである。

 免除制度の問題は、追納の期間が限られていること(10年)、追納の場合加算額(余分に払わないといけない)をとられることもさることながら何より免除のままだと年金額が減ることである。厚生年金だけでもやっていけるか微妙な時代で国民年金のみでしかもさらに金額が減るというのはかなりのリスクであると思う。もちろん年金がもらえる年齢になるまでに聖書の預言が成就すると考えている人もいるかもしれないが、残念ながらその保証はない。以上のようなリスクは軽んじるべきはないと思う。

 当たり前の話だが開拓奉仕をするかどうかは個人の決定であり、それを誰も批判するべきではない。様々な喜びが得られるのも事実である。ただ、軽はずみな動機で始めるにはあまりにもリスクが大きく、自分の将来に禍根をのこすかもしれないことは覚悟しておくべきである。