MENU

勇み足に釘を刺すJW

 今回のウクライナ危機然り、世界情勢が荒れるたびに「終わりはもうすぐそこだ」と感じてきたエホバの証人は少なくないだろう。これまでも9.11やイラク戦争の時に私の周りでそういう声が聞かれたのを覚えている。

 緊迫する世界情勢に日々危機感を感じている人は少なくないと思われるが、今回は、そんな私達の緊急感を諌める意図があるのかどうかはわからないが、今回のウクライナ危機について、極めて冷静な説明を行なっている。(詳細は公式サイトのロシアがウクライナに軍事侵攻の記事参照)

 組織の意図は明らかではないが、今回のウクライナ危機を口実に緊急感を煽る気は微塵もなく、世界情勢を見守っていることが伺える。

 余談だが、そのウクライナ危機が押し迫るなか、集会では、組織が現在進めているイエスの映画の進捗が明らかになっていて、あくまでも長期的視野で物事を推し進めていることがわかる。

 さて、こうした組織の動きに対して私たちはどう感じるだろうか。世界情勢が混沌としているからこそ冷静に情報を分析し、見極める力が求められている。