MENU

地区大会の配信に寄せて

 個人的に今年一番のJW界の衝撃は地区大会のプログラム全面配信だった。

 もちろん、昨年は、大会の聖書劇(もはや映画のレベルになっているが)がウェブサイトでみれたりとその予兆はあったわけだが、大会そのものがwebサイトにアクセスするだけで文字通り誰でも見ることができたのは今回が初めてだと思う。(コロナ禍になってからの大会は、これまでは地域のグループの監督からURLのリンクを教えてもらい、視聴していたと記憶している。つまり、視聴のためにはリンクを教えてもらう必要があるので、文字通り誰でも視聴できるということではなかったはず、記憶違いならすいません。)

 今回、このシステムが採用されたことで、今後も大会・ついには集会までwebで視聴できる日が来るのではと想像してしまった。例えば、今後、ワクチンが普及してzoom集会から通常の集会に戻ったとして、何らかの事情で集会を欠席する人の対応の一つとして、web上でプログラムを視聴するといった使い方も十分可能と思われる。このあたりは、世界中どこでも集会では同じプログラムを扱うというエホバの証人の特性を大いに活かせるのではと考える。

 かつては、大会と言えば、電車や車・バスで朝早く起きておしゃれして行って、帰るのは18時や19時、それが多いときは3日続くのが当たり前だった。それがwebサイトにアクセスするだけで視聴できるようになったというのは、個人的には感慨深いものがある。