MENU

書評ー絆ー東野圭吾著「流星の絆」

 私がこの本を読んだのは。つい今し方だ。そして、今この文章を書いている。この本を読んだ思いを誰かに伝えたいと思ったからだ。また、こんなに素晴らしい本に出会えたことの喜ぶを伝えたいからだ。

 洋食屋を営む5人家族に起こる凄惨な事件。それにより3兄妹は突然両親を失うことになる。偶然にも犯人の手がかりを見つけた3兄妹、真相にたどり着いた兄、恋と自分の使命で揺れる妹。事件は衝撃のクライマックスを迎える。

  私のような一人っ子で兄弟の絆がどういうものなのかわからない人に、また、兄弟はいるが最近仲が悪くて困っている人にこの作品を読んでほしい。きっと、自分もこんな兄・弟がほしかったと素直に思えるだろう。