特別講演と聞いても一般の人には何のことかわからないだろう。通常エホバの証人の集会では、毎週末に30分聖書に基づく話が行われている。内容は地域によって異なるが、話のベースとなる筋書きがいくつかあり、そこから地域によって選ばれたものを選ばれた話し手が肉付けをして話している。そして、数種類の筋書きを使い回してるので、当然同じ話をなん度も聞く可能性もある。しかし、年に1度だけだが、新作の筋書きで話される機会がある。その新作の筋書きの講演を特別講演と呼んでいるわけだ。
タイトルは、「将来は明るい なぜそういえるか」だ。新型コロナはもとより、緊迫するウクライナ情勢、予測不能な北朝鮮の動き、相次ぐ自然災害などまさしく将来の見通しが立ちにくい今の状況にぴったりな話というわけだ。しかも、去年・一昨年は新型コロナのためオンラインで行われており、じかに集まる集会の再開が予定通りに再開されれば実に3年ぶりとなる。
気が滅入るようなニュースばかりで落胆している人にとっては、一筋の光明となるかもしれない。
