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コロナ禍の今だからこそ~そんなに悪くなかった駅すぷれすのレンタカー~

 コロナ禍で無人のサービスが活況を呈しているが、レンタカーもその一つだ。今回取り上げるのは、所用で利用した無人のレンタカーである駅すぷれすレンタカーだ。通常のレンタカーとは違い、スマホで完結するのが最大の特徴だろう。

 通常であれば店舗で免許証を見せたりするはずだが、こちらは事前にスマホで写真を撮影し、店舗に送信する仕組みになっている。もちろん、わからないことは、サポート時間内であればメールもしくは電話で対応してくれるので一安心。(電話してもなかなかでないのではと思っていたが、それほど待たされることなく電話対応してくれていた。)

 一番面食らうのは鍵がドアノブにかけられたキーチェーンに入っていること。当然、事前にメールで送られる暗証番号を入力しないと開けれない仕組みになっている。もちろん、店員はいないので、通常なら店員がしてくれる傷チェックなどはレンタカーの写真を撮影して事故で行うシステムになっている。(事前に送られてくるメールにレンタカーの動画が添付されていて、レンタル前の状態が確認できる。私の場合はレンタル前の状態とかなり状況が違っていたので、かなり念入りに写真撮影してサポートセンターに傷を報告したのだが……)

 返却も店員はおらず、必要であれば清掃など行って、出発前とおなじようにレンタカーの写真もしくは動画を撮影して終了という運びになる。通常のレンタカー同様ガソリン満タンで返すのだが、私の場合は返却店舗の半径2キロ以内のガソリンスタンドでという条件がふされていた。その時のレシートとガソリンメーターも写真撮影してサポートセンターに送信するシステムになっている。

 以上の点から個人的に良かったなと思った点は以下の通りだ。

・値段が安い(比較した中では一番安かった)

・店舗にもよるが、通常のレンタカーでは対応していない時間でも対応できる。(今回の場合だと朝7時から使用したかったのだが、通常のレンタカーでは店舗の営業時間外で対応していない所が多かった)

 面倒に感じたのは次の点

・傷チェックの写真撮影。仮にここの確認がもれると、自分がつけていない傷なのに費用を請求されるのではというのはリスクとして感じた。もちろん今回はそんなことはなかったのだが。

・半径2キロ以内でのガソリン満タン。

 というわけで上記の点を面倒に感じない人は選択肢としてありなのではと感じた。