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ワニのあごと口についてがちって調べてみた

 JWが発行している雑誌に「目ざめよ!」誌がある。前身は「黄金時代」という名前で1919年発行になっていて、その後、発行が月2回から月1回、現在では年3回といくつかの変遷はとげているが、現在も発行が続く。その連載記事の中に「だれかが設計」という記事がある。要旨は、様々な動物や植物についてその性能がどれほど精緻でくすしく造られているか、そこから何が学べるかが取り上げられている。今回取り上げたいのは、ワニのあごと口だ。元記事をそのまま書いても何も面白くないので、個人的に情報収集したことも含めてまとめてみた。(元記事は2015年7月の目ざめよ誌)

 ある研究では、ワニの噛む力がおよそ1平方センチあたり260キロに達したとあった。これはおよそホホジロザメの嚙む力に匹敵し、車のフレームなら簡単にかみちぎれるそうだ。こう考えるとワニの噛む力が半端ないことがわかるかもしれない。

 今回の目ざめよ誌では、そのワニの顎が精密で敏感であることも触れられていた。ナショナルジオグラフィックでは、その口吻は人間の指先よりも敏感でさざ波ほどの水滴も感知できるようだ。その精密さと敏感さは、母ワニが孵化したばかりの子どもを口にくわえて安全に運べるほどだ。力と精密さを見事なバランスで合わさっていることがわかるだろう。

 これから何が学べるかは各個人が考えることだろう。というわけで、終始真面目な記事になってしまったが、ワニのあごと口について調べてみた。