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反ワクチンとは一線を画すJW

 アメリカでは反ワクチンなるものが猛威をふるっているようで、さながら国家分断の勢いだ。個人的には日本より先進国であるはずの米国がそんな状況になっているのはにわかに信じがたい。

 そんな状況を知ってから知らずかはわからないが、JWもワクチンについての組織としての立場は、集会の発表でも明らかにされているし、公式サイトにも載せられていたりもする。(個人的には~名の兄弟姉妹がワクチンを受けましたという情報が載ってたりして、中立というよりはややワクチン受けたほうがいいですよというニュアンスにはとれるが)

 ちなみにシンプルにエホバの証人の考え方の一つを表すなら、絶対的な点は聖書に従い、それ以外の点については、聖書の原則とエホバがどう思われるかを念頭において個人が決定を下すというものだ。要するに、多くの決定は各個人にゆだねられているというわけだ。ワクチンについても、仮にそれに血液由来のものが含まれているなら話は別かもしれないが、現時点ではそれを拒む聖書的な理由は存在しない。つまり、決定は個人にゆだねられているということになる。当たり前だが、仮に、将来ワクチン接種による有害事象が現れたとしても、責任は個人で負うことになる。(このあたりの予防線なのかはわからないが、公式サイトでもワクチン接種は個人の選択ということが述べられている。)

 日本では、この秋にも医療従事者むけの3回目の接種もはじまるようだ。新型コロナ終息にむけた手探りな日々が続く。