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新型コロナウイルスを巡る奇々怪々

 新型コロナウイルスについては、様々な報道がなされている。日本では、あまり取り上げられていないが、ごく一部の間で話題になっているのは、新型コロナウイルスがそもそも存在しないという主張だ。

 私自身は、新型コロナウイルスが存在しないとは思っていないが、その危険が過剰に報道されている節があると思っている。以下その根拠について述べる。

 現在、PCR検査で新型コロナウイルスかどうかは、体液中に新型コロナウイルスの遺伝子配列があるかどうかで決まることになる。そしてPCR検査で用いている新型コロナウイルスの遺伝子配列は、今年の1月末に中国の研究者が医学雑誌ネイチャーで発表したものが用いられている。

 一部学者の間では、この中国の研究者が新型コロナウイルスと決定した遺伝子配列について、その決定手法について不正確さを指摘しているのだ。詳細は省くが、元々ある常在しているコロナウイルス新型コロナウイルスと勘違いした可能性について触れている。

 私個人は、新型コロナウイルスは存在すると思っているが、その重篤性について過剰に報道されている節があると感じている。

 もちろん、後遺症で悩まされている人のことも報道されているので、かからないに越したことはないが、これだけ広まっている以上ゼロリスクは困難だ。また、致死率が現状5%以下で、大半が自然免疫で治癒していることも冷静に受け止めるべきだ。

 ニュース報道では、毎日のように感染者の増加を報じているが、その情報をどう解釈し、どう行動につなげるかは、私たち次第だ。過剰な恐怖心を抱くのではなく、新型コロナウイルスを正しく恐れる必要があるように思える。

 さて、地区大会のプログラムが順次アップされている。次回はその感想についてまとめたいと思う。