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かつてないほどオンライン化が進むJWー玉石混交のネット情報と組織はどう向き合うのかー

 集会もzoomになり、かつてないほど組織のインターネット活用が進んでいる。

 もちろん、そのリスクを認識しているようで、できるだけ、出版物などはJWの公式アプリからのダウンロードが示されている。(おそらくgoogle検索でエホバの証人と調べた場合によからぬ情報が出てくるのを危惧してるのだと思われる。)

 ただ、ここまでインターネットが普及している現代において、いわゆるネット上の真偽不明な情報を全て無視することは難しい。

 そのためか、少し前のものみの塔誌では、いわゆる児童虐待の件について、研究記事で扱われ、異例のページ数が割かれていた。

 余談だが、しばらく前のものみの塔誌では、批判の多い1914年の根拠にも関係のある、エルサレムがほろんだのはいつかという点にかなりのページ数が要されている。(これについては、エホバの証人が考える年と一般的な学者が考えるエルサレムが滅んだ年に開きがあるため。これがなぜ重要かというと、エホバの証人は1914年からイエスが天で統治していて、地上の世の中は終わりの日に入っていると考えているが、もし、エルサレムのほろんだ年にずれがあるならこの1914年もずれることになるため。以上長い寄り道終わり)

 以上の点からはわかることは、組織もネットの情報を完全に無視しているわけではないということだ。

 もちろん、一般の企業にネットのデマ全てに対応する必要がないのと同じように、全ての情報に対処することはしないと思うが。