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見えてきたコロナ後の道筋~集会解禁は早くても6月1日か~

 新型コロナウイルスの新規感染者数が緩やかな下降線をたどっている。すでに一部地域では、緊急事態宣言の早期解除が検討され、学校や公共施設も再開し、少しずつ元の日常が戻りつつある。特定警戒都道府県についても、緊急事態宣言は5月末までなっているので、このまま下降線が続けばば、宣言は解除される見通しだろう。

 さて、エホバの証人にとっては、せっかくzoomで慣れてきた集会が元に戻るのはいつかが気になるところだろう。

 これまでエホバの証人は、新型感染症に対して極めて慎重な姿勢をとってきた。そのことから考えると、緊急事態宣言が出ている中で集会が再開されることは考えにくい。また、仮に早めに宣言が解除される地域があったとしても、公に小規模なイベントの集まりがオッケーにならない限り、集会は再開しないのではと思われる。

 以上の点を考えると、集会の再開は、全国の緊急事態宣言が予定通り解除されたとして、最短でも6月1日からではと思われる。もちろん、このまま順調に新規感染者が減ればという話だが。もちろん、集会の際のマスク着用や手指消毒、隣の席をあけるといった感染予防策はとられる可能性は高い。

 集会がzoomになることで、王国会館の光熱費は減り、また、このままずっとzoomが続くなら今と同じ数の王国会館を維持する必要はなくなり、土地を売ることも可能になる。つまり、組織にとってのメリットもあるわけだが、果たしてどうなるか。完全にzoomに移行するのか、それともzoomは緊急時用としてデフォルトは王国会館での集会にするのか。今後の発表を待ちたい。