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婚期を逃しがちなJW

 最近の風潮として少子化・晩婚化があげられるが、その波が押し寄せているのはエホバの証人の世界でも同様である。特に晩婚化については、次に考えられるような理由で婚期が遅れる傾向にある。

 ①宗教活動に熱心なJWほど、20代を奉仕に捧げる傾向にある。

 前の記事でもふれたようにエホバの証人として熱心であればあるほど、ほかの余計なことは考えずに宗教活動に携わる傾向にある。そのためせっかく声を掛けられても断るケースもある。また、そもそも少子化の影響から若い世代の絶対数自体が少なく、さらにその中から結婚を考えている人はさらに限られ、そのうえ結婚へ向けてアクションを起こす人はさらに限られるという事情もある。

 ②結婚、出産はこの世界が平和になってからと考えている人もいる。

 エホバの証人の信条の一つに、今は終わりの日でもうすぐハルマゲドンが来て、この世界が平和になるというものがある。そして、エホバの証人二世の多くもその影響からか「結婚はハルマゲドンが来てからにしよう」という人も少なからずいる。

 ③男女比が不均等

 ここから先は地域性によっても大きく変わってくる話なので、話半分で聞いてもらえたらよい。

 一般的にエホバの証人は女性の方が多いといわれている。もちろん、ここでいう女性には既婚者も含まれるので、単純に独身の女性が多いという話ではないのだが。ただ、女性の場合、いい男と巡り合うチャンスがそもそも少ないということは覚えておいて損はないだろう。特に、現在エホバの証人の女性で、エホバの証人の男性と結婚し、子どもを持ちたいと思っている方は、自分の年齢・状況によって取るべき戦略が変わってくると思うので、どう行動するかよく考えることをお勧めする。後で後悔しても年齢と時間は戻らないのだから。

 

 どうやら晩婚化、少子化は止まりそうもない。時が経てば経つほど、より一層加速しそうな気もする。