和牛の漫才はM１で見る程度だったが、にわかお笑いファンの私でも緻密なネタの作り、伏線回収、テンポよいボケの数々に面食らったのを覚えている。
そんなにわかファンの私でもいまだに驚いているのだからお笑いファンのショックたるや計り知れないだろう。
いつか再びM１で二人の姿が見たいと思っていたが、どうやら和牛という形では難しそうだ。
漫才コンビはよく夫婦に例えられる。結婚、離婚、そして再婚。離婚という選択肢が非常に限られているJW二世夫婦には縁遠い話だが、解散という選択肢を選べるというのもまた当人にとっては幸せなのかもしれない。少なくとも気の合わない者が一緒にいるよりは。
いつかそれぞれが、違う相方とコンビを組み、M1で相まみえるそんな世界戦も存在するのかもしれない。
