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コロナ禍でのJW的婚活事情

 エホバの証人が発行している雑誌には、研究用と一般用という区別がある。研究用とは、いわゆるすでにエホバの証人になっている人に向けた雑誌で、その内容も現役のエホバの証人向けの内容になっている。

 最新号の研究用の雑誌を読んだ読者はご存知かもしれないが(おそらくそんな真面目なエホバの証人はこんなブログは見ていないかもしれない)、その中には婚活サイトについての記事も載せられている。もちろん、特定のアプリの名前が出ているわけではないが、巷で流行しているいくつかのマッチングアプリなどを想定しているのではと思われる。

 こういう記事が出る背景に、コロナ禍が影を落としていることは想像に難くない。現状、集会・大会はzoomになり、家から家の布教活動も手紙や電話を用いる形になっているので、他のエホバの証人と会う機会がほぼなくなっている。コロナ禍で出会いが少ないのはJWも同様というわけだ。

 その状況を踏まえたうえでのアドバイスもこの記事では載っているわけだが、それを読んだ個人的な印象としては、そういうことができる人は遅かれ早かれ結婚するだろうなということ。逆に結婚はしたいけど一歩を踏み出せないという人にとっては、このコロナ禍の現状はますます厳しくなっている。JWに限らずだが、個人的な努力を払わないと結婚できない状況はコロナ禍でさらに加速している印象で、その余分な努力も払う余裕がないという人も少なくないのではと思われる。

 結婚したい独身者にとっては、苦境の日々がまだしばらく続きそうだ。