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2018-11-06から1日間の記事一覧

書評ーまいたものを刈り取った男ー雫井脩介著「火の粉」

果たして人間に人間を裁く権利などあるのだろうか。そんな根源的な疑問を投げかける小説である。ある男が殺人事件で捕まったが、その男の自白は強制的に引き出された可能性が高く。裁判官は無罪の判決を下す。ここまではよくある話なのだが、この小説の秀逸…