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ロックアウトが続くJW~会えない日々は続く~

 JWは、コロナに対しては一貫して厳しい対応をとっている。集会はzoomになり、家から家の奉仕は中止になっている。高齢者に対しては、外出自粛を呼びかけ、仲間の信者との交友もzoomで行っている。エホバの証人の出版物を印刷しているところは、ロックアウトが続いていて、事実上紙の出版物の生産は止まっている。

 エホバの証人がこういう対応をとっている理由については、以前の記事でも触れている。もちろん、王国会館でクラスターが発生した場合に神のみ名を傷つけることになるので、そこを気にかけているのだと思われるが、別の理由についても考察している。こういう状況になればなるほど緊急感は高まるかもしれないが、過剰な期待は禁物だ。聖書の中では、その日が「夜の盗人のように」来ると書かれているからだ。

 この状況がいつまで続くのか、現時点では不明瞭だ。はっきりしているのは、コロナウイルスがいきなりなくなることはないということだ。となると分水嶺になるのは、①一般人のワクチン接種②指定感染症からの見直しになりそうだ。

 仮に安全なワクチンがいきわたれば、普通のインフルエンザと同じ扱いにすることも難しくなく、指定感染症からの見直しも可能なるかもしれない。つまり、法律上も季節性インフルエンザと同じ扱いにするというわけだ。では、そのワクチンがいつできるかというと、早くても来年といわれていて、しかも副作用やらで揉めることを考えるとやはり1~2年はこの状況が続くのかもしれない。

 見えない敵との戦いはまだまだ続きそうだ。