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悔い改めたらオールオッケーなJWと過去にこだわりがちな日本人

 今でいう不倫からの間接的な殺人、そして略奪婚をした男。熱心なJWの迫害者そのJWの処刑に一票を投じた男。また、熱心な狂信者で狂った宗教信条で子どもを火の中にくぐらせ、罪のないものを何人も殺した男。以上の者たちはいずれも聖書に出てくる実在の人物でのちに悔い改め、エホバ神に仕えるようになったと言われている人物だ。ただ悔い改めただけではなく、聖書の一部を書くという素晴らしい特権まで与えられたと聞くと耳を疑うかもしれない。

 過去の記事でも書いたが、我々日本人はJWかどうかに関わらず、過去にしくじった人を見るとバイアスをかけて見てしまう傾向が強い気がする。しかし、聖書そのものの教えは違う。心から悔い改めたなら罪は真っ白に、2度と持ち出されることはないというのが聖書の教えだ。もちろん、罪を犯したことから来る結果は不利益は被ることになるので、前述した人物も略奪婚の後は家庭内でトラブルが絶えないという状況になっていた。しかし、神の許しは完全であり、その悔い改めが心からのものであるなら、不完全な人間のように過去のことでネチネチいうことは決してないのである。

 振り返って我々はどうだろうか。例え、その人にどんな後ろめたい過去があったとしてもフラットな目線で見れているだろうか。とある芸能人のニュースを見て、そんなことを考えてしまった。