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さようなら私が愛したドラゴンクエスト~すぎやまこういちさん死去に寄せて~

 あれはまだ自分が幼稚園か小学校1年生ぐらいの時だったと思う。親と一緒に言った祭り(?)の屋台で裸のカセットで投げ売りされていたのがファミコンドラゴンクエストⅢだった。どういう経緯でそれを購入したのか正確に覚えていないが、購入後、ろくにやり方もわからないまま押し入れで眠ることになる。のちにスーパーファミコンでリメイクされるドラゴンクエストⅢが出るまでは。この時の私は、後に学校の友達の影響でドラゴンクエストにはまることも、物凄く厳しいJWの家庭ではドラゴンクエスト自体禁止であることもまだ知らない。

 前置きが長くなったが、作曲家のすぎやまこういちさんが亡くなられた。音楽に疎い私なんぞはすぎやまこういちさん=ドラクエのイメージだが、今回改めてその数多くの作品を確認し、驚いている。むしろ、ドラクエは熟年に差し掛かってからの仕事ともいえるだろう。50歳前後で代表作といえる作品を生みだせるというのは素晴らしい!もちろん、これまでの人生の積み重ねがあってのことなのだろうが。