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人はいくつになっても変わることはできるという話

 いきなり荒唐無稽な話をするが、私は人間は強い意志さえあれば自分を変えることはできると信じている。jwの中には、麻薬中毒者、アルコール依存症、ポルノ中毒など様々な依存症の人もいたが、強い意志でそれらを克服して生き方を変えた人がいる。

 また、jwに限らず、有名人の中にもかつては酒におぼれていたがきっぱりと断酒しているひともいる。ヘビースモーカーだったのに、ある日を境にきっぱりと禁煙している人も少なくない。

 このように人間は、いくつになっても変わることはできるはずだ。ただし、そこに断固たる意志があればの話だが。

 特に、JWの場合、依存症の種類によっては、別の側面の問題が出てくる。それは、神と自分との関係という問題だ。依存症のほとんどは、表に出ることはない。自分から助けを求めない限り、周りにわかることはほとんどないかもしれない。しかし、それを神がどう思われるかはまた別の話だ。真剣にある習慣をやめたいと思っていて、自分の力だけではそれをやめることができない場合、誰かに助けを求めることは自分のためにも必要なのである。

 幸い、日本は薬物については「奇跡の国」と評されるぐらい守られている。(日本における覚せい剤の生涯経験率は0.5%で、米国はその10倍、英国はその20倍といわれている)しかし、ポルノや酒についてはお世辞にもガードが堅いとはいえない。特に、ポルノについては、最近でこそ撤去されたが、コンビニなど誰でも入れる店で誰でも見ることができるところに成人向け雑誌が置いてあるのは、先進国の中でも日本くらいだ。

 もし、今このブログを読んでいる離れた人で何らかの依存症に苦しんでいて、それをやめたいと心から思っているなら、誰かに助けを求めてほしい。SOSを出すことを躊躇しないでほしい。それはあなたにとって命にかかわることになるのかもしれないのだから。

 上のようなことを元アイドルが飲酒運転で逮捕されたニュースを聞いて思い浮かんだ。酒も薬物も大切なのは、本人が本当に辞めたいと思っているかどうか、そして、辞めるためなら手段を選ばない覚悟があるかどうかが大切だと思う。彼のオールがまだ彼の手にあることを心より願っている。