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「新型コロナウイルスを実はたいしたことない」と日本で最初に言い出すのは誰だろうか。

 私がいつも拝読している田中宇さんのサイトでは、新型コロナウイルスについても様々な情報を提供している。その一つは、アメリカの政府筋に近い新型コロナウイルスの専門家が、米国では新型コロナウイルスPCR検査の感度をあげ、感染者を水増ししているというリーク情報だ。この情報がどこまで確かかはわからないし、日本や他の国で同様のことが行われているかどうかは定かではないが、新型コロナウイルスについてその危険性が過剰に報道されているのではというのは以前から感じていた点だ。

 よくスペイン風邪と比較されるが、スペイン風邪の致死率は2.5%ほどだ。一方新型コロナウイルスは、国によっても差があるが、スタンフォード大学の調査などでは、0.2%未満ではとも言われている。SARSが全年齢平均で10%前後だったことを考えると既知の脅威ともいえる。

 エホバの証人の世界では、これまでになかったことだが、新型コロナウイルスの発表がしばしばなされ、高齢者については外出自粛まで呼びかけられている。

 今の対応策が過剰防衛なのかどうかは誰にもわからない。そもそもこういう問題に対しては、過剰防衛ぐらいがちょうどよく、「実はたいしたことなかったです。よかったね」ぐらいがベストという意見もある。振り上げたこぶしをおろす日はまだまだ遠い。